mouse（マウス）| 東京-高円寺の古着屋

2007年に開業した「mouse」は高円寺駅から徒歩1分というロケーション。

地下1階という場所なので、高円寺に何度も来ている方も気付かずに通りすぎてしまったり、気付いても入った事の無い人も多いかもしれない。

地下への入り口は狭く、表に上下でコーディネートした古着は掛けられているが目立つ看板は出ていない。しかし是非とも階段を降りてみてほしい。そこにはつい先ほどまでいた高円寺とは全く違う異空間が広がっている。

異常なまでに低い天井、何故ここに？という3本の円柱、明暗をくっきり分けた照明。80年代、90年代のカルチャーが色濃く出た雰囲気で、カラー・フォルムともに一般的な古着屋さんでは見かけないような独特なアイテムが並び、オーナーの頭の中を表現しているというディスプレイに引き込まれる。

ファッションを純粋に楽しんでもらいたいというオーナー。“普通ではつまらない” 誰もやらないような事をやりたいというのがこのお店につまっている。

「これどうやって合わせるんだろう？って思われる普通のお店では売れ残るようなものが並んでいるんですよ。」

聞いた事の無い言葉だった。商売なのだから売りやすい物を揃えるのが普通だと思うのだが、mouseのオーナーさんは“普通ではつまらない” のだ。

「普通じゃ売れない商品に負けたくないというか、意味があって作り出された服なわけだから、他で売れなくてもここではそれらの服に新しい価値をつけてあげたいんです。」

ここでしか手に入らないアイテムが揃うだけに、買い付けのルートも様々で、変則的な入荷のよう。

メンズ：レディースは３：７くらいということだが、どちらでも着れるアイテムも多い。

独自の感性に惹かれ、リピーターも多いお店。

異空間が広がる高円寺の地下の秘密基地に寄ってみよう。

mouseの紹介動画Ver.（画像は下のギャラリーにて）

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