日本唯一の「気象神社」を境内に有する高円寺の氷川神社(ひかわじんじゃ)を参拝しました。
映画「天気の子」ロケ地で、聖地巡礼の目的地のひとつとなっている事で注目されていますね。
高円寺が初めての方、神社でのマナーって何?という方でもわかりやすいように、徒歩ルートや参拝方法、マナーを紹介していきます。
動画もありますのでそちらもどうぞご覧ください。↓↓↓
動画にない写真ギャラリーはこの記事下にあります。
アクセス、地図
氷川神社(気象神社)は東京都杉並区高円寺に鎮座しています。
JR高円寺駅南口から徒歩約2分と、とても近いので電車で行かれるのがベストですね。
車の場合、一応駐車場があるのですが、参拝者が駐めているのを見たことがないです。
正面鳥居から入れるのですが、2、3台しか駐められないので参拝者に注意しながら入りましょう。
週末は多数の参拝者が訪れますので、近隣のコインパーキングに駐める方が無難だと思います。
名前 | 氷川神社(気象神社) |
住所 | 東京都杉並区高円寺南4-44-19 Google map |
電話番号 | 03-3314-4147 |
参拝時間 | 4月~9月:早朝〜17:30 10月~3月:早朝〜17:00 |
Web | https://koenji-hikawa.com/ |
高円寺駅からの徒歩ルート
氷川神社は高円寺駅南口にあります。
改札はひとつだけなのでわかりやすいと思います。
改札を出て右が南口です。
南口を出ると左手にカラオケ屋さんがありますので、ロータリーに沿い南に進みます。タクシー乗り場がある方ですね。
40mほど先の信号の無い交差点を左に曲がり、あとは道なり左手に見えてきます。
道の先に見えているのですが、下り坂の始まり左手です。
参拝方法
神社の鳥居をくぐる前に一礼をしましょう。
正面が氷川神社の拝殿です。
右に手水舎。その奥に御朱印窓口と社務所が見えます。
左奥に今回の目的地「気象神社」があります。
まずは入ってすぐ右手にある「手水舎」で身を清めます。
手水舎=(てみずしゃ・てみずや・ちょうずしゃ・ちょうずや)複数の読み、名称自体も他にあるようですが、わたしは「ちょうずしゃ」と呼んでいます。
手水舎での流れと作法
1.柄杓を右手に持って水(以下「手水」てみず)をすくう。 | |
2.左手に手水をかける。 | |
3.柄杓を左手に持ち替え、右手に手水をかける。 | |
4.再度右手に持ち替え、手水を左掌に溜めて口に含み、下(石が敷き詰められている)にそっとはき出す。 | |
5.左手に手水をかける。 | |
6.柄杓を縦方向に傾け、柄を残った手水で清め流す。 | |
7.柄杓を元の位置に戻す。 |
ここでのポイントは
①一杯の手水で行うこと=何杯もすくうのはマナー違反とされているので、ひとつの所作で少しずつ使いましょう。
②柄杓は口につけない=当然ですが他の方も使いますので、手水を口に含む際は左手を介してください。
③濡れた手は自然乾燥=清めた手を俗物(ハンカチやタオル)で拭いてしまうと、清める前の不浄の身に戻ってしまいます。
氷川神社を参拝
手水舎で身を清めたのち、まずは氷川神社を参拝しましょう。
①そっと賽銭を投げ入れる
②鈴緒を優しく振る
③二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)
※「礼」は30度ほど、「拝」は90度ほど傾けるのですが、皆さまそれぞれの身体の状態に合わせ行ってください。ここではどちらかとはされていないようです。
気象神社を参拝
それでは今回のメインである気象神社を参拝しましょう。
鳥居から社殿、拝殿、社(やしろ)に通じる道を参道と言いますが、神様の通り道とされていますので、左右どちらかに寄って歩きます。一般的に左寄りで歩くのがいいですね。
参道脇には絵馬が並んでいますが、気象神社だけに下駄の形をしています。とてもかわいらしいですね。天気の子でも数秒でしたが描写がありました。
結婚式や旅行、イベントでの晴天を願う下駄絵馬が結び付けられていました。
気象予報士試験の受験生も多々参拝に来ているようです。
聖地巡礼で訪れた方は、天気の子への思いを巡らせつつ、参拝後に下駄絵馬を書いてみてはいかがでしょうか。
取材時には「天気の子」「聖地巡礼」と書かれた下駄絵馬がいくつも結ばれていました。
気象神社の奥にも氷川神社の末社が鎮座していますので、あわせて参拝しましょう。
そのまま奥に進んで、本殿の裏を通り、社務所側に行くこともできます。
社務所では下駄絵馬、各種お守り、お札、御朱印を扱っています。
ちなみに下駄絵馬は500円です。
社務所窓口営業時間
4月~9月=9:00~17:00
10月~3月=9:00~16:30
御朱印窓口が別途設けられていますが、営業日、時間などの詳細は氷川神社のWebサイトをご覧ください。
正面鳥居から出る前、神社境内を後にする際も一礼をしましょう。
今回は一般的な神社の参拝方法を紹介しましたが、他の神社や大社、神宮では参拝での作法が異なる場合もございます。
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